東京からS様親子ご来館

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 朝から晴れ渡った温かいお天気の中、丁度12時頃お二人のご来館を戴きました。
受付後、「お嫌でなければご案内しますか?」との言葉に、お二人一度顔を見合わせて「それではお願いします。」との事。
 

ご案内を始める前に滞在時間をお伺いすると、お母様が「13時10分頃のバスで移動・・」を考えているとの事で、私の方からは「40分前後のお時間を戴いて・・」とお伝えし、マイクを使ってお客様との間隔を充分空けて、スタートいたしました。
 

 ご案内の中で、二階「各種お砂糖製品展示」前で、「お砂糖の結晶一粒は、雪の結晶と同じく無色透明です」と改めてお伝えして、「この科学の時代でも、国内の多くの奥様方が眼に白く見えるお砂糖は漂白していると勝手に思い込んでいます!!」「糖液は、熱を加えるとカラメル化、黄褐色化すると判っていても、その常識とお砂糖が白く見える事が理解出来ていない」現状をお伝えしました。

 

 お母さんも娘さんも「どうしてその様な受け取り方をしているのでしょうね?」と大きく頷かれながら話して下さいました。


 第三展示室での「国内二番目のビート工場」に触れた際、お二人に「札幌市内東区苗穂」「サッポロビール園がありますが、行かれた事は有りませんか?」とお尋ねすると、「行かれた事は無い」との事。

「失礼ですが、道外の方ですか?」とお尋ねすると、「東京から・・」との事。只、東区苗穂に「サッポロビール園」が有るのはご存知との事で、それを伺った上でご説明をさせて戴きました。


 全てのご案内を終えた後、お母さんから「ビートは食べることが出来るのですか?」とのご質問を戴きました。「ビートには、葉にも根にも灰汁があります。しかし、調理の方法により灰汁抜きが出来るからと言って、一個たりとも食べられては製糖原料が減るだけですから、それは困ります。」「春に栽培戴いたビートは、秋には全て買わせて戴く=契約栽培」となっているとお伝えしました。

 

 お帰りの際、HP「館長のブログ」へのご協力をお願いしましたら、お二人共快諾戴きました。

 

 お二人は昨日、帯広入りされ直ぐに帯広駅観光協会で当館を知り、馬産地と言う事で「馬橇」にも乗られたそうで、今日はこれから「ばんえい競馬」を見に行かれる予定との事でした。

 

 明日(19日)帰られるとの事ですが、是非十勝帯広を満喫して行ってください!!

 本日は、ご来館され熱心にご視聴戴きまして、有難うございました。

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コメント: 2
  • #1

    Sです (月曜日, 27 2月 2023 22:33)

    先週、ビート資料館に訪問した者です…!
    丁寧な解説や展示物の説明など大変心に残っています。
    先週私は北海道観光が人生で初めてだった為、「まずはコンパクトに帯広市内を堪能しよう」と計画していましたが

    「ビート資料館」に訪れた事で北海道の農作物に関した貴重な資料や展示品に触れたり
    「お砂糖」が作られるまでの工程やそれまで沢山の方が関わってきた歴史に奥深さを感じることが出来きました。とても感動しました。
    東京に帰ってからここで聞いたお話をお土産話に家族や友人に話しました。ありがとうございました

  • #2

    館長の清水です。 (火曜日, 28 2月 2023 17:36)

    先日は、遠方からご来館戴きまして有難うございました。昨日、今日(28日)と私はお休みの日だったのですが、月締めの関係で出勤して拝見しております。この様にメールを頂戴して、こちらでの感想をお伝え下さり、この上ない喜びです。限られた時間の中で、S様親子との楽しい時間を共にさせて戴きました。おっしゃる通り今日迄、多くの先人達の努力により今の「日本の食糧基地、北海道」が有るんだと言う事を肝に銘じながら、お一人お一人に接して参りたいと改めて思いを新たにしております。S様、娘さん共々ご家族皆様の今後益々のご活躍、ご健康をご祈念申し上げ御礼といたします。有難うございました。

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