4月13日(水)帯広市内在住のT・S様、H・M様ご来館

左側T・S様、右側H・M様
左側T・S様、右側H・M様

 本日午前中11時20分頃、お二人のご来館を戴きました。


 お伺いするとお二人は、帯広畜産大学の4年生で、

「今迄ずっと前を通っても来た事が無かったので、来てみた・・」

とT・Sさん。


 滞在予定についても、「この後、特に予定は無い・・」との事で、

予定として12時10分頃を目途に・・とお伝えして、ご案内を進めました。


 1階でのご案内に併せて、当社自ら原料(ビート)の集荷から

出来た製品(砂糖)の出荷手段(軽便鉄道)を設けた事をお伝えすると、

お二人は驚きと共に強い関心を以て、聞いて戴きました。


 畜大さんの前の道路を軽便鉄道(十勝鉄道)がゆっくりとした

速度(約25km/h前後)で走っていた事を、路線図をご覧戴きながら

ご説明しました。

 廃線後は、幹線道路となっている訳ですね。


 2階での「栽培・製糖両技術」のブースでは、「ペーパーポット」

(お二人は、ご存知だった様ですが・・)
改めてどの様な紙質なのか等、各種製品を手に取りご理解戴きました。

その際、お二人に

「ビート用と葉物野菜用では、なぜポットの深さが違うのか・・」

とご質問すると、

T・Sさんが「土の中に根を伸ばしてゆくから・・」と答えられ、

『大正解!!』そうなんです!

 

 その為、「育苗期間内でポットの長さだけ丈夫な根を育て、

上には立派な葉が育つ」訳ですね。


 工場での製造工程視聴後、「無色透明」の糖液とする為の「濾過」

の方法をサンプルを手に取って戴きながら、詳細にお伝えしました。


 「砂糖の製品」前でのご説明の際、

「多くの奥様方が間違った情報により白い砂糖は、漂白していると思い込んでいる」とお伝えすると、

H・Mさんは思い当たる事があった様で

「実家の母は、色の付いた三温糖しか置いていない」

とおっしゃっていました。


 「砂糖の成分表」を見て戴きながら、ご説明しご納得戴きました。

(ガッテン!!、ガッテン!!)


「 歴史のブース」では、国内最初のビート工場と併せて二番目の

ビート工場にも触れ、「この赤レンガ工場建物へ行かれた事が有りますね!」

とお話しするとお二人は・・・?

「現在の札幌ビール園」とお伝えすると、

二人顔を見合わせて「先週行って来た・・!!」と驚いていましたね。


 ご案内を終えて「何かご質問があれば・・?」と伺うと、

H・Mさんが

『「ペーパーポット」の開発に当たって元からあの様な形状・作りだった

のですか?』とのご質問を戴き、今日に至る経緯をご説明させて戴きました。


 その様なやりとりからあっと言う間に時間が経過し、

1時間以上が過ぎていましたね。


 その後、改めて二人だけで見直したいとの事で、20分前後残って

見直されていました。


 今日は熱心にじっくり耳を傾けて戴き、有難うございました。


 お伝えしましたが、当社にも沢山の皆さんのOBがいます。
地元の大学の方が関心を以て足を運んで下さる事は、ご案内する側にとって、

有り難くそして名誉な事でもあります。


 今日のご案内がお二人の何かのお役に立てたのであれば、幸いです。

 

 T・Sさん、H・Mさん、今日はご来館戴き有難うございました。
どうぞ、お元気で・・!!

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