2020年

5月

27日

資料館の再開について

 新型コロナウイルス対策の為、市内公共施設の対応と同様に4月18日(土)から本日(27日)迄「臨時休館」していましたが、明日28日(木)より開館(再開)致します。

 別添写真の通り、「7項目」を徹底しましてご来館戴くお客様に、安心してお愉しみ戴ける様、務めて参ります。

 お客さんとの間隔を空けさせて戴く事、また多様なご対応のご協力を戴く事から、これ迄の様な詳細なご案内が難しい事もあろうかと思いますが、少しでもご満足戴けます様 ご対応させて戴きます。

是非、多くの皆様のご来館をお待ち申し上げております。


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2020年

5月

22日

史料のご紹介「ライムケーキの乾燥作業」

北海道製糖㈱帯広製糖所構内でのライムケーキ天日乾燥作業風景
北海道製糖㈱帯広製糖所構内でのライムケーキ天日乾燥作業風景

 私共、お砂糖製造メーカーは、ビートの根から抽出された糖液(滲出汁)を清澄する為、糖液に石灰乳(ライムミルクとも称し、自然の石「石灰原石」「コークス」で焼き上げてできた「焼成石灰」を溶かした物)を投入し、砂糖以外の不純物を吸着させて沈殿させ、濾過します。これを「第一次濾過」工程と呼んでいます。

 

 この工程で沈殿した物が「ライムケーキ」です。

 この「ライムケーキ」は、石灰が主成分ですから「アルカリ分」を多く含むため「土壌改良肥料」としての価値があります。

 当社の前身、「北海道製糖㈱」時代からこの大量に発生する「ライムケーキ」の有効活用に努力していた事が良く判る史料が見つかりました。

※ライムケーキは、多量の水分を含んでいますが、現在は排出量を抑えるために、進んだ技術の脱水工程により水分30%前後までする事が出来、これを専用の散布機により農地に還元出来る様になりました。

 さらに、製紙工場や石油精製所などのボイラー煤煙中の脱硫剤、アスフアルト舗装資材の混合物(フイラー)への利用の試み、セメント原料としての本格的な使用も行われています。

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2020年

5月

20日

史料のご紹介 「野球チーム」

明治製糖㈱清水工場前グラウンドの様子
明治製糖㈱清水工場前グラウンドの様子

・史料のご紹介 「野球チーム」
 別添写真の通り、「明治製糖㈱」と当社の前身「北海道製糖㈱」それぞれに「野

 

球チーム」があり、盛んに練習そして大会が行われていました。

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2020年

5月

16日

収蔵品のご紹介 「蒸気機関車NO.1号車輌銘板」

清水工場引込線用として活躍したドイツ オレンシュタイン・ウント・コッペル社製1号車輌銘板
清水工場引込線用として活躍したドイツ オレンシュタイン・ウント・コッペル社製1号車輌銘板

 前回に引き続き、収蔵している銘板の車輌写真が見つかりましたので、ご紹介します。

 

収蔵番号1708 コッペル社銘板 

ドイツ オレンシュタイン・ウント・コッペル社


銘板が示す通り、1920年ベルリンで製造されています。


銘板「N.T.S.K」は、日本(N)甜菜(T)製糖(S)株式会社(K)を意味しています。

 

旧日本甜菜製糖㈱が大正10年(1921年)操業開始に向けて、発注したものと推察されます。

 

 後に引き継いだ明治製糖㈱が大正13年11月設立した子会社、河西鐡道㈱車輌として清水工場引込線用として活躍しました。

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2020年

5月

08日

収蔵品のご紹介 「蒸気機関車2649号車輌銘板」

蒸気機関車2649号車輌銘板
蒸気機関車2649号車輌銘板

 当館には、十勝鉄道㈱収蔵品の「2649号車輌銘板」を展示しています。
 

 この「2649号車輌」は、鉄道院(後の鉄道省⇒日本国有鉄道⇒JR)が発注し、米国ボールドウイン社から輸入した蒸気機関車(明治38年10月製造)。

 

 この車両を昭和10年8月9日、鉄道省より「明治製糖㈱」が譲り受け専用鉄道車両として使われていたと推察されます。

 その後、1952年(昭和27年)に十勝鉄道㈱が購入し、十勝管内で使われていたと思われますが、1958年(昭和33年)に日本甜菜製糖㈱美幌製糖所へ移管されたとの記録が残っていました。

 今回、本社から送られて来た史料の中に「士別製糖所関係写真集Ⅱ」があり、その中に「昭和42年3月、京大生が撮影した」とする車輌写真を発見しました。

それが別添車輌写真です。

 当館には「車輌竣工図表」と借用している「銘板」は有りましたが、今回「車輌写真」が見つかり、最終的な保転先も判明しました。

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2020年

5月

07日

史料のご紹介 「旧本社社屋と旧双葉幼稚園園舎他」

当社の前身、北海道製糖㈱時代の社屋
当社の前身、北海道製糖㈱時代の社屋

 当社の前身、北海道製糖㈱は大正8年(1919年)6月11日、本社事務所を東京市京橋区銀座4丁目(当時)として設立されました。
  

 その年の11月19日、十勝国帯広町字東2条10丁目(当時)に旧本社事務所を移転しました。(別添、本社社屋写真)

 下の写真をご覧戴くと、本社事務所二階のバルコニーから見える風景には、東方に当時の十勝支庁庁舎、現在では「赤い丸屋根の幼稚園」として市民に親しまれている「旧双葉幼稚園園舎」(現在の帯広市東4条南10丁目9番地)を望むことが出来ました。

※双葉幼稚園:帯広では初めての幼稚園として1911年に誕生、1922年(大正11年)に現在の園舎が完成しました。

 2017年7月には十勝管内の建築物では初めてとなる「重要文化財」に指定されています

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2020年

4月

29日

史料のご紹介 「草競馬」

左側に順位を判定する係員、右側には多くの観客が見守っています。
左側に順位を判定する係員、右側には多くの観客が見守っています。

 十勝開墾㈱時代、娯楽の一環からか「草競馬」が開催されていたと推察できる史料が見つかりましたので、ご紹介します。

※主催者が「十勝開墾㈱」なのか、「有志」なのかは、判りません。
※農場で育てている愛馬同士、または他農場の馬と競わせたのかも知れませんね。
 

 以前もご紹介した「硝子ネガ」から印刷されたものの一部です。

 

 写真右側には、多くの人達が二頭の走りを見守っているのが判りますね。

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2020年

4月

26日

史料のご紹介 「農場宿舎と雇用契約書」

明治製糖㈱社有地農場に入地したドイツ人模範農家フリードリッヒ・コッホ氏宿舎・畜舎
明治製糖㈱社有地農場に入地したドイツ人模範農家フリードリッヒ・コッホ氏宿舎・畜舎

 前回、帯広製糖所社有地農場に入地した「模範農家」を取り上げましたが、同じく大正12年(1923年)明治製糖㈱社有地農場(上川郡人舞村字下佐幌基線67番地)に入地したのが、ドイツ人「模範農家」フリードリッヒ・コッホ氏家族(6名)です。
 コッホ氏家族は、北海道庁との契約(別添素案)5ヵ年の所、2年間延長の7年後の昭和5年(1930年)に帰国しています。

 契約書を見て戴くと、往復旅費金9,000円(内、往路旅費として金4,500円を本国出発前に支払い)、給与1ヵ年度金2,000円、並びに契約初年1ヵ年金1,000円、契約二年(目以降と推察される)1ヵ年金500円の特別手当を支給・・と記述されています。
 ※契約各金額は、他の書物では違う金額表示もあり、このまま決定したかは、定かでは有りません。
 更に、「明治製糖㈱」の用紙で契約(素案)が作成されていますので、当時「道」の指示で「明治製糖㈱」が作成したのかも知れません。
 契約書最後に「契約年」を「大正14年」(西暦1925年)との記述がありますが、素案「第8条 契約期間」は「大正12年6月23日より満5ヵ年」との記述もあり、間違いであると思われます。

 いずれにしても当時の日本の農家(夫婦、子供5人の平均家族)の年収が350円ほどであったことから、如何に破格の待遇・報酬金額であったかが判ると思います。

 

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2020年

4月

24日

史料のご紹介 「農場宿舎と駅舎」

模範農家としてドイツから招聘されたグラバウ氏家族が住んでいた宿舎、畜舎
模範農家としてドイツから招聘されたグラバウ氏家族が住んでいた宿舎、畜舎

 北海道庁(当時の北海道長官、宮尾舜治)は、大正12年在日ドイツ大使館を通じてビート栽培に優れたドイツ人2家族を招聘し、進んだ栽培技術・営農方法を実践公開し、当時「地力略奪農法」からの脱却を図るべく取組みを行い、内ひと家族(グラバウ氏)が当社の前身北海道製糖㈱帯広製糖所社有地内農場に入地、当初道庁との5年契約の所、子息の教育の関係で1年早く、4年間滞在後に帰国しています。
 

 そのグラバウ氏家族が住んでいた宿舎(当時ドイツで一般的な農場宿舎図面をもとに建てられた、宿舎・畜舎)の「絵はがき」を紹介します。

 

 そしてもう一枚の写真は、北海道製糖㈱が昭和7年11月編纂した「第13製糖期記念写真帖」の一ページ。下の中央の写真、鉄道職員5人が写っていますが、背景の建物に気が付かれた方もいらっしゃると思います。
 

 グラバウ氏家族が住んでいた農場宿舎を移築して十勝鉄道の「帯広大通驛」として使われました。

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2020年

4月

23日

史料のご紹介 「十勝開墾㈱農場全図」

大正14年12月調製 十勝開墾株式会社農場全図
大正14年12月調製 十勝開墾株式会社農場全図

先月(3月中旬)、本社から送られてきた史料の把握・整理を進めておりますが、その中で添付しました図面、硝子ネガから印刷された写真が見つかりました。

今後も把握を進めながら、この様な史料の公開をして参りたいと考えています。

 

どうぞご期待ください。

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2020年

3月

06日

小樽からA・Kさん、ご来館

小樽からご来館戴いたA・Kさん
小樽からご来館戴いたA・Kさん

時々強い風が吹く、晴れた午前中(11時過ぎ)にお一人のご来館を戴きました。

昨日・一昨日と来館者「ゼロ」だったことから、有難い事です!!

受付後、滞在時間をお伺いすると「時間の制約は無い」との事。

この時期ですので、お客様には「離れてのご説明」をお伝えし、1階では離れた所から「レーザーポインター」で「帯広製糖所」「路線図」「写真」等の説明を行いました。

2階では、お客様に先に進んでいただき「西側・東側」共、私は入室せずに階段部分から「マイク」「レーザーポインター」を使い、説明しました。

 

2階中央「特別室」についても、お客様が入室前にそれぞれの写真の説明を階段踊り場から行いました。

お客様からは、元々ご出身は「足寄町」で祖父・お父様が農業を営まれていたとの事。これ迄の説明を聞き、実家で「馬」を飼っていたことの意味が分かったとも・・。

更に「質問」が・・・
確か実家で見た時の「ビートの種(ペレット)の色」は「水色」だったと思うのですが・・・。

当社は偶々導入した「種子をペレット化する機械」メーカーが「目立つ色としてピンク」を使用していたので、「ピンク色」であるだけで他社は「青色」「黄色」等々あることをお伝えしました。

お伺いすると「A・Kさん」は小樽在住で、現在帯広にある実家に帰省中とのこと。お隣り「麦音」さんに何度も足を運ぶ際に、この「資料館」はご存知だった様です。

以前から思っていた「祖父・父が営んでいた農業の事をシッカリと理解していれば良かった」と言う思いから、この機会に足を運んで戴いたそうです。
「良い勉強になりました」とも、言って戴けました。

A・Kさんは、私のご案内(約1時間)後、ご自身で更にじっくり12時50分頃迄観覧・視聴されていました。

私のご案内が少しでもお役に立てたのであれば、幸いです。

本日は、じっくりとそして時々メモを取られてお聞き戴き、有難うございました。

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2020年

2月

26日

ご来館者・ご視聴者の皆様

日頃、多くの皆様のご来館・ご視聴を戴き、誠に有難うございます。

 現在、北海道では「新型コロナウイルス」の感染者の増加傾向がみられています。
 当館ではこれまでご来館の皆様に、滞在時間に併せて積極的にご説明を行って参りましたが、昨日「政府基本方針」に示されました通り、閉ざされた空間での「長時間の身近での会話(説明)」を避け、「今回の事態が収束するまでの間」、原則「お客様ご自身でのご観覧」対応とさせて戴く事と致したく、ご理解・ご協力を心からお願い申し上げます。
 

 なお、ご来館戴きご自身でご観覧後のご不明な点につきましては、当然これまで通りご質問にお応えさせて戴きます。

 

 皆様と共に「この状況」が一日でも早く収束出来る事を心から願っています。

皆様のご来館をお待ち申し上げております。

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2020年

2月

22日

札幌からH・Yご夫妻様、ご来館

札幌からご来館のH・Yご夫妻様
札幌からご来館のH・Yご夫妻様

肌寒い薄曇りの中、9:50頃お二人のご来館を戴きました。

受付後、滞在予定時間をお伺いしますと、ご主人(H・Y様)から「特に時間の制約はない」との事。

 

「30分前後戴いて・・」とお伝えして、ご案内をスタート!!

1階では、「帯広製糖所」模型をご覧戴きながら、工場の前と後ろに「専用鉄道(十勝鉄道)」を走らせていた(路線図により、ご説明)ことをお話しすると、ご夫妻とも驚かれていました。

2階では、「芽室製糖所」の映像をご視聴戴いてから、「ビート模型」により、ビートの効率の良さをご実感戴き、更に驚きでしたね(笑)

「国内産糖」の現状について、「展示パネル」により、ご理解いただきました。

 

製造工程も詳しくお伝えして、私共の願いは「砂糖の製造方法を正しくご理解頂いて、それぞれのお砂糖の良さがありますから、使い分けをして頂きたい」と言う事を熱っぽく(笑)お伝えしました。

その後、「歴史のブース」へとご案内しました。

お伺いしますと、H・Yご夫妻は新婚旅行(2/2入籍)で、今日(22日)札幌を出発され帯広入り宿泊、明日は阿寒へと向かう予定との事。

ご案内の際、「サッポロビール園(札幌製糖㈱)、ビール博物館」への工事に携われたとの事で、その際「大日本ビールのビール瓶を見つけられて、サッポロビール㈱にお報せお渡しした」と言う話しもして頂きました。

明治時代の失敗、それに対する当社「帯広製糖所」での対応等詳細にご説明し、今日までの道のりをご理解いただきました。

お帰りの際、「館長のブログ」への「お二人の写真アップ」をお願いしますと、ご主人「記念になるから・・」とおっしゃって戴き、快諾戴きました。

その後、3人で写真を・・と言って下さり、直ぐ後から来られたお客様にお願いして、撮って戴きました。

その後も、入り口に設置している両サイドのマスコット「ビートくん、シュガーちゃん」の前で、他の客様にお願いして、お二人の写真を撮ってもらっていましたね。(笑)

本当に仲睦まじいお二人の今後益々のご健康とご多幸を心から、お祈り申し上げております。

本日は、ご来館戴きまして誠に有難うございました。


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2020年

2月

19日

豊頃町二宮地域づくり協議会皆様ご来館

 昨日、弊社飼料事業部担当者I氏より、お客様(酪農家さん)が来たいとの事で対応が可能か?との問い合わせが有り、その後直ぐに同会の大和田さんから電話を戴きました。

 そして今日、晴れ渡ったお天気の中、ご予約通り10時にバスが到着。大人の方22名様、他に幼児3名の皆様でした。

到着後、早速1階「映像展示室」で「おさとう」と題するDVDを視聴戴きました。

 DVD視聴後1階でのご説明の後、2階では「精巧に作られたビート模型」をご覧戴きながら、「ビートの効率の良さ」をご実感戴きました。多くの皆様が大きくうなずかれていました。

その後、「国内産糖」の割合をお伝えして、日本の現状をご理解戴きました。

一番時間をかけてご説明したのが、「お砂糖の製造方法」でした。

 お砂糖の結晶一粒は、雪の結晶と同じく「無色透明」である事。

 

 お砂糖は「自然の物質、ショ糖その物を結晶化した物」と言う事を力を込めて(笑)ご説明しました。

 1時間の予定時間を超過しながら、「閲覧展示室」での器機を熱心に見られている方々がたくさんいらっしゃいました。

 同会は、名前が示す通り「二宮尊徳の嫡孫二宮尊親」が明治30年、福島県から「興復社」の一行を率いて牛首別原野に入植し、「開拓の礎」を築いたのが「豊頃町」の始まり。

 尊徳の「報徳のおしえ」により、人づくり町づくりをして行こうと言う考えから出来た「会」との事。
同会でのこの様な集まりは、年1回程との事でした。

 その1回に当館を選んで戴きまして、本当に有難うございました。

 

会員の皆様のご健康とご活躍、同会の益々のご発展を願っています。

本日はご来館戴き、有難うございました。

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5月27日(木)

館長のブログを更新。

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